
一流の思考法 (SB新書)
森本 貴義
SBクリエイティブ / 2009-07-09
この本について
仕事でも日常でも、なんとなく「ズレてる気がするけど、どこを直したらいいのか分からない」というモヤモヤってありますよね。頑張っているつもりなのに成果が噛み合わないとか、気持ちばかり空回りするとか。僕自身、そういう時期にこの本を手に取りました。 面白いのは、思考法の本なのに、まず姿勢や呼吸みたいな“体の使い方”から入っていくところです。抜粋にもある鏡の前で揺れてみるワークなんて、正直最初は半信半疑でした。でもやってみると、自分が「まっすぐ立っているつもり」でだいぶ傾いていることに気づく。こういう小さなズレって、思考や判断にもそのまま出るんだろうな、と妙に納得しました。 もうひとつ印象的だったのは、成功の話を“根性論”に持っていかず、準備の質や習慣に落とし込んでくれるところです。自信は結果ではなく、納得いく準備の積み重ねで生まれる、と書かれていて、これは仕事で悩んでいた時にかなり救われました。歯磨きみたいに、失敗しようがないレベルまで動作を無意識化するという発想も、肩の力が抜ける感じがします。 ストイックさより「地に足のついた改善」を求めている人に向いている本です。大げさな成功論より、今の自分のズレをひとつずつ整えていきたいタイプの人には、じんわり効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
読書の順序
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