
ハウスワイフ2.0
エミリー・マッチャー、森嶋マリ
文藝春秋 / 2014-02-25
この本について
仕事を続けるべきか、生活を整えるほうを優先すべきか。どちらを選んでも少し後ろめたさが残る感じ、けっこう多いと思うんです。私も「仕事だけの人生って、本当に自分が望んでたんだっけ?」と立ち止まる瞬間があります。 『ハウスワイフ2.0』は、そういう揺れの背景を、アメリカの専業主婦ブームやキャリアから離れる女性たちの動きを追いかけながら描いています。昔から何度も繰り返されてきた“家に戻りたい気持ち”と“仕事を続けたい気持ち”の波が、いまの私たちにも連なっていると知ると、個人的な迷いが少しだけ俯瞰できるんですよね。台所が「女の城」と言われた時代から、オーガニックフードを軸にした“新しい家庭回帰”まで、選択の裏にある価値観の流れが丁寧に描かれています。 この本を読むと、自分の迷いが「個人の弱さ」じゃなくて、時代や文化の影響も含んだ複合的なものなんだと分かります。仕事を手放すかどうかの二択ではなく、どんな生活をつくりたいのかを自分の言葉で考え直すきっかけになると思います。 こんな人に刺さる: 仕事と家庭のあいだで“どちらにも振り切れない”感覚を抱えている人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
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