
難関校に合格する人の共通点
和田秀樹、繁田和貴
東京書籍 / 2010-06-12
この本について
受験って、ただ問題集を積み上げるだけの作業になってしまって、途中で「これって何の意味があるんだろう…」と手が止まることがありますよね。頑張っているのに伸びている実感が薄いとか、子どもの勉強をどう支えていいかわからないとか、あの独特のモヤモヤは誰しも一度は通る気がします。 この本は、勉強量よりも「工夫する習慣」や「状況に合わせてやり方を変える柔軟さ」に光を当てていて、受験勉強がそのまま将来に繋がるスキルの訓練になるという視点をくれます。抜粋にもある通り、成果が出なければ計画を見直すとか、限られた時間をどう生かすかを考えるとか、社会に出てから必要な力ってむしろこういう部分なんだよな、と読みながら何度も頷きました。愚直さだけでは限界が来るし、逆転が起きるのはたいてい「やり方を変えられた人」なんですよね。 親の関わり方についても現実的で、子どもの自主性を尊重しながら、スケジュール管理や勉強法の選択をそっと支える姿勢が大事だという話は、受験期の家庭の空気感そのままに刺さります。完璧主義で行き詰まりやすいタイプや、「努力してるのに報われない気がする」と感じている受験生・保護者には特にしっくりくると思います。 勉強を“量の勝負”と捉えてしんどくなっているときほど、視点を軽く立て直してくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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