
ゆるすということ (サンマーク文庫)
ジェラルド・G. ジャンポルスキー and 大内 博
累計読者数4
平均ハイライト数 7.5件/人
star総合評価 44/100
boltライト読書型
この本について
誰かを思い出すだけで心がざわつくときってありますよね。頭では「そろそろ手放したい」と思いながら、体はずっと昔の怒りや悲しみを握り続けている感じ。相手がどうこうより、自分の中のモヤモヤが勝手に再生されてしまうあの感覚、意外と放っておくと重くなります。 この本が面白いのは、「ゆるす=相手を許可すること」ではなく、「自分の内側で続いている小さな戦争を終わらせる作業」として扱っているところです。読んだ人が抜き出している箇所も、外側を変えるより“自分が何を投影しているか”に気づくことの方が重要だ、という話ばかり。過去を繰り返す前提で身構えていたり、怒りを握ることで自分を守っているつもりになっていたり、そういうクセにそっと光を当ててくれます。 個人的に刺さったのは、嫌な相手を思い浮かべるとき、実は「自分の一部」を見ているだけかもしれない、という指摘でした。もちろんすぐに納得できる話じゃないけれど、そう思って読むと、相手を裁く前に自分の心の投影を見直す余白が生まれる。ゆるす行為そのものより、その“余白ができる”ことがいちばんの効き目かもしれません。 人間関係のしんどさに疲れて、「もう少し軽く生きたい」と思っている人には、静かに沁みる本です。
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




