
「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本
根本 裕幸
学研プラス / 2020-03-24
この本について
将来の不安や、人間関係の距離感でずっと落ち着かないまま過ごしてしまう日ってありますよね。頭では「もう気にしすぎるのはやめたい」と思っているのに、心が勝手にしがみついてしまう感じ。僕自身、相手の気持ちを確かめたいばかりに余計な一言をして後悔したことがあります。そういう“手放したいのに手放せない”状態に、そっと手を添えてくれるのがこの本でした。 特徴的なのは、執着を「悪い癖」として切り捨てず、まずはその奥にある不安や痛みに目を向けるところ。相手を思い浮かべながら感謝を伝えるワークは、ただの精神論ではなく、感情を少しずつほどく具体的なプロセスとして機能します。また、関係を終えるか続けるかを急がせず、「まず自分が自由になること」を優先してくれる姿勢が心地いいんです。相手を好きなまま距離を取り直す、という選択肢に気づけたのは個人的に大きな発見でした。 誰かに振り回されてばかりいる気がする人、自分の感情の扱い方に疲れている人には、とくに静かに刺さると思います。読んで劇的に何かが変わるというより、深呼吸をひとつ置けるようになって、少しだけ自由な視点で人間関係を選べるようになる。そんな変化を求めているときに手に取りたい一冊でした。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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