
自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く (幻冬舎単行本)
村岡大樹
幻冬舎 / 2025-04-16
この本について
「今の働き方に違和感があるのに、結局いつも“延長線上の選択”に落ち着いてしまう」。そんな状態をぐるぐる回っている人、多いと思います。僕もそうで、環境を変えたはずなのに、気づけば同じパターンを繰り返していたりします。意志が弱いからじゃなくて、無意識が“今の自分”のままでいたがるだけなんですよね。 この本が面白いのは、その無意識の扱い方をかなり具体的に描いているところです。たとえば「自分はどんな状態を幸せだと感じるのか」を、自分の感覚でちゃんとつかむこと。そのうえで「今の生き方の外側」に、自分がリアルに“そこにいる気がする”未来を置いてみること。すると、脳はそっちを普通の状態として扱い始める。意志力よりも、臨場感とセットの無意識を書き換える方が効く、という視点はかなり実務的でした。 もう一つは、変われない理由が“本能レベルでの現状維持”にあると認めるところ。ここを無理にねじ伏せようとするんじゃなくて、「どうすれば自然とGOAL側に進む回路ができるのか」を説明してくれるので、自分を責める発想が減ります。転職やキャリアの選択がいつも似た形になる理由も、腑に落ちました。 自分のクセや思考パターンをどう扱えばいいかわからない人に、とても静かに効く本です。
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