
あなたはあなたが使っている言葉でできている
ゲイリー・ジョン・ビショップ and 高崎拓哉
この本について
最近、頭の中の声に振り回されているな…と思うことがよくあります。先のことを不安がって動けなくなったり、過去の失敗を思い出して勝手に気分が沈んだり。状況そのものより、自分の受け取り方のほうがしんどさを増幅している気がするんですよね。 この本は、そういう「自分で自分を疲れさせる思考グセ」を言葉から見直す一冊でした。とくに刺さったのは、確実さを求めすぎるとストレスが増えるという話。先が読めないのは怖いけれど、そもそも先が読めない状況でしか変化は起きない、という視点はだいぶ心を軽くしてくれます。もう一つは、行動と気持ちを切り離す考え方。ポジティブでなくても動けるし、むしろ気持ちに引きずられないほうが前に進めることがある。これは仕事でも私生活でも実感があります。そして、言葉が思考を作り、思考が行動を押し出すという流れを丁寧に扱ってくれるので、「とにかく頑張れ」みたいな雑な励ましでは終わらないのがありがたいところです。 今の自分の声に疲れている人、状況を言い訳にしてしまいがちな人にはかなり響くと思います。自分を追い詰めるためではなく、もう少し動きやすくなるために言葉を使い直したいときに手に取ってほしい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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