
人生は「外出し」で 〜ニューヨーク発!ストレスをエネルギーに変える方法〜
長倉顕太 and 竹本樹一郎
この本について
最近、「ちゃんと努力してるのに報われない」とか「選択を間違えた気がして過去ばかり気になる」とか、そんな沼にハマることが多い人は多いと思います。自分もそうで、気合いを入れた仕事が空振りして、逆に軽くやったことが妙に評価されたりすると、何が正解なのか本当にわからなくなるんですよね。 この本が面白いのは、そういう“正解探しの疲れ”みたいなものを、力づくでひっくり返してくれるところです。著者は「選ぶ前じゃなくて、選んだ後の動きで決まる」と言い切ります。夢を追えとか、正しい道を選べと言われ続けた僕らにとっては、けっこう衝撃なんですが、抜粋にもあるように、世の中にはコントロールできないことが普通にある。だからこそ、うまくいかない理由を自分の中だけに抱え込まなくていい。そこがまず、楽になるポイントでした。 それともう一つ、この本は“過去の呪い”みたいなものを軽く扱ってくれる感じがあります。昔言われた一言を何年も引きずってしまう、みたいな話は珍しくないですが、著者は「過去に運はない」と言い切る。過去を掘り返しても何も始まらない、と言われると、妙に納得させられるんです。次に行くエネルギーをどう作るか、そのシンプルさが逆に頼もしい。 夢を持てと言われると苦しくなる人、選択を間違えた気がして止まってしまう人、自分の“現在地”がよくわからないまま焦ってしまう人。そんなタイプにこそ響く本だと思います。
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