
生命を支えるATPエネルギー メカニズムから医療への応用まで (ブルーバックス)
二井將光
講談社 / 2017-09
この本について
仕事でも生活でも、専門用語が一気に出てくる場面ってありますよね。細胞分裂だとか酸化還元だとか、なんとなく知ってはいるけれど、いざ説明しようとすると言葉が宙に浮いてしまう感じ。自分も「結局どうつながってるのか」がずっとモヤモヤしたままでした。 この本が面白いのは、ATPやNADPHみたいな“聞いたことはあるけど距離がある化学物質”を、生命の動きを支える仕組みとして地に足つけて描いてくれるところです。酸化と還元が何を交換しているのか、細胞分裂の裏でどうエネルギーが流れているのか、抽象的な言葉が具体的なイメージに変わっていく感覚があります。さらに、遺伝子配列がどう見つけ出されていくのかという話までつながっていくので、点で覚えていた知識が線になる瞬間がわかりやすいです。 専門書のようでいて、読み進めるほど「自分が何につまずいていたのか」が浮き上がるので、理解が積み上がりにくい人ほど刺さると思います。特に、理科の知識が断片的になっている社会人や、仕事でバイオ系の話題に触れるけれど自信が持てない人にはちょうどいい距離感の一冊でした。自分も、この本を読んでようやく生命科学の基礎が一本の道として見えてきました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




