
潜在意識を使いこなす人ムダにする人
井上裕之
フォレスト出版 / 2016-06-20
この本について
仕事でも人生でも、「結局なにを目指して動けばいいのか」がぼんやりしたまま毎日が流れていくことってありますよね。やる気がないわけじゃないのに、具体的に進んでいる感じがしない。目標を立てても続かない。僕もずっとこのモヤモヤを抱えていました。 この本が効いたのは、「ミッションとビジョンを言語化しないまま頑張っても、潜在意識は動かない」という視点をもらえたところでした。著者は、強い願望だけでは不十分で、そこに“揺るぎない計画”を重ねて初めて潜在意識が味方になる、と何度も語っています。エベレストの例えがまさにそれで、行ける気がする程度では動けなくて、ゴールとルートが明確になった瞬間に人は踏み出せるんですよね。自分でも「ああ、だから最近ブレーキばかりかかっていたのか」と腑に落ちました。 もう一つ大きかったのは、“遠回りへの視点”が変わったことです。ムダに見える行動こそ後から効いてくる、という話が妙にリアルで、結果を焦って空回りしていた自分には救いになりました。ミッションに沿っていれば、別の道を選ぶ勇気も持てるし、そのとき潜在意識が働く余地も広がるんだろうなと感じました。 自分の進む方向が見えないまま努力だけを続けてしまいがちな人に刺さる本だと思います。今のままではいけない気はするけど、何から整えればいいかわからない。そんなときに、立ち止まって自分の目的を組み立て直すきっかけをくれる一冊です。
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