
前祝いの法則
ひすいこたろう and 大嶋啓介
フォレスト出版 / 2024-01-22
この本について
最近、気持ちがザワついているときほど「行動より先に、まず気分を整えたい」と思うのに、実際はバタバタのまま1日が終わってしまうことが多いです。部屋を片づける気力も出ないし、ピンチに遭遇すると、未来の可能性より不安ばかりが膨らんでいく。頭では前向きに考えたいのに、心が追いつかない感じです。 『前祝いの法則』が面白いのは、この“心がついてこない問題”に対して、「無理に前向きになる必要はないけれど、心の状態を少しずつ動かす工夫」を具体的に示してくれるところです。たとえば、いまの気分がそのまま未来の型になるという視点は、今日1日の小さな選択の重さをほどよく思い出させてくれますし、朝の3行だけ未来を先取りして書くやり方は、気分が底まで落ちていても入り口が作れるのがありがたい。さらに、嫌な気持ちを「受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」と包むまなゆいの考え方は、がんばり癖のある人ほど効きやすいと思います。 結局、未来のために今をどう扱うか。この本はそこをふわっと励ますのではなく、日常のごく小さな行動に落とし込める形で示してくれます。理屈より“気分の扱い方”に悩みがちな人には、特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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