
50代にしておくべき100のリスト 令和版
榊原節子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2020-01-25
この本について
50代に入ると、お金のことも、これから何を軸に生きるかも、頭の片すみにずっと居座るようになりますよね。なんとなく不安なのに、何から手をつければいいのか分からないまま時間だけが進んでいく感覚、けっこう共通なんじゃないかと思います。 この本を読んでいて印象に残ったのは、「心配し続ける前に、自分の状況を一度“見える化”してしまうだけで、迷い方が変わる」というところです。たとえば公的サイトを使った生活設計の診断は、専門家に相談するほどハードルは高くないのに、自分の貯蓄や退職金の受け取り方まで具体的に考えられる。数字に向き合うのは気が重いけれど、一度やってしまうと、将来の選択肢に現実味が出てきます。 もう一つは、「生きがい」を能力や経験と結びつけて語ってくれる点です。50代になると、これまでのキャリアがそのまま未来の形に収まらないことも増えてきます。でも、自分が時間を忘れられることや、人に貢献できる場がどんなものなのかを改めて言語化すると、無理に“第二のキャリア”を作ろうとしなくても、小さな行動のほうから道が開けるかもしれない、そんな温度感で背中を押してくれます。 「これから先を、一度落ち着いて棚卸ししたい人」には静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
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