
Pythonではじめる数理最適化 ―ケーススタディでモデリングのスキルを身につけよう―
岩永二郎、石原響太、西村直樹、田中一樹
株式会社 オーム社 / 2021-09-21
この本について
業務で最適化モデルを組もうとすると、「現実をそのまま式に落とせない」「コードを書いているのに状況が見えない」みたいなモヤモヤがつきまといます。自分も最短ルートで答えにたどり着くほど、逆に理解が浅くて後から困ることが多かったです。 この本を読んで救われたのは、モデルを「現実の模型として近似するのか」「現実の見本として振る舞わせるのか」という二つの視点をきちんと分けてくれたところでした。数理モデルってただ式を立てる作業だと思っていたのが、どこを捨ててどこを残すかを自分で選ぶ作業なんだと腑に落ちます。また、決定変数と補助変数の扱いを丁寧に説明していて、非線形になって詰んでいた部分が「変数の置き方を変えるだけで扱える問題になる」という体験に変わりました。回り道がむしろ重要という指摘も、実務で迷ってきた身にはかなり響きました。 コード的にも、problem += の右辺で何を足しているのかが直感的に理解できるようになり、「式を写経しているだけ」の状態から抜け出しやすいです。現実とモデルのギャップを意識しながら前に進みたい人にとっては、かなり実用的な一冊だと思います。こんな人に刺さるのは、数理最適化を“使える形”にしたいと思っている人です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
しっかり学ぶ数理最適化 モデルからアルゴリズムまで (KS情報科学専門書)
梅谷俊治

スーパープログラマーに学ぶ 最強シンプル思考術
吉田塁

Counterfactuals and Causal Inference: Methods and Principles for Social Research (Analytical Methods for Social Research) (English Edition)
Stephen L. Morgan、Christopher Winship

Pythonで学ぶあたらしい統計学の教科書 第2版
馬場 真哉

Pythonで学ぶ実験計画法入門 ベイズ最適化によるデータ解析 (KS情報科学専門書)
金子弘昌
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要