
子どもが「学びたくなる」育て方――「話す・探す・やってみる」で生きる力を伸ばす
矢萩 邦彦
この本について
子どもの興味に寄り添いたい気持ちはあるのに、つい「それより勉強してほしい」と口が先に動いてしまうこと、ありませんか。自分の価値観のままに声をかけてしまって、あとでモヤッとする。僕もずっとその繰り返しでした。 この本が効いたのは、「学びって、そもそも日常の中で育つものなんだ」と腹に落ちたところです。例えば、お風呂で水の動きを一緒に観察したり、旅行の計画を立てながら地理を学んだり、スマホを見続ける理由を“太陽を見続けるのと同じ仕組み”で説明したり。特別な教材よりも、親子の会話そのものが子どもの思考を深める材料になるんだと気づけました。 そして「否定しない・合理化しない・応答する」という三つの姿勢が、親子の対話を無理なく続ける軸になります。決めつけて方向づけるのではなく、一緒に考える空気をつくるだけで、子どもが自分から探究を始める場面が確かに増えていきます。 中学受験についても、競争に巻き込まれる話ではなく、家の中の学び方をそのままプロセスに持ち込むとどう変わるか、という視点で語られていて、親自身の価値観をアップデートするきっかけになります。学校説明会で「先生の人となり」を見に行く理由など、現場に詳しくないと気づけない視点も多いです。 子どもの「知りたい」をどう育てればいいのか迷っている人や、受験で疲れたくない家庭には特に刺さる本だと思います。僕自身、親子で話す時間の質が少し変わりました。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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