
安岡正篤 人間学 (講談社+α文庫)
神渡良平
講談社 / 2002-10-17
この本について
最近、うまくいかないことが続くと「自分は何を軸に動けばいいんだろう」とぼんやり迷う瞬間があります。周りに合わせすぎて疲れたり、逆に焦って空回りしたり。そういうときに限って、気持ちだけは前に進みたいのに、肝心の足場が見つからない……そんな感覚をもつ人は多いと思います。 この本に出てくる安岡正篤の言葉は、派手さはないのに、そうした迷いにじわっと効いてくるところがあります。例えば「君子は独りを慎む」という姿勢は、他人の評価や場の空気よりも、まず自分の“内側の基準”を整えることが先なんだと気づかせてくれますし、「寸陰をつかむ」という話は、忙しさを理由に後回しにしがちな学びや心の手入れを、今日の数分からやり直せばいいと教えてくれます。また、経験を避けずに嘗め尽くすことが人物を練る、という考えは、失敗や面倒ごとに遭うたびに落ち込んでいた自分の受け止め方を少し変えてくれました。 この本は、劇的に人生を変えてくれるタイプではありませんが、日々の中で「どう歩くか」を静かに整える道具に近いです。自分を高めようと気負うより、まず姿勢を立て直したい人、外に振り回されがちな人に刺さると思います。読んでいると、いまの自分のままでも一歩は踏み出せるかもしれない、そんな手触りが残ります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要

![[新装版]運命を創る―人間学講話 [新装版]人間学講話](https://m.media-amazon.com/images/I/815GjceyLsL._SY500.jpg)


![[新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え](https://m.media-amazon.com/images/I/810bvOZSsuL._SY500.jpg)