
【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)
イルセ・サン and 枇谷玲子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2025-06-20
この本について
人と同じように振る舞えない自分に、うっすら罪悪感がつきまとう日ってありませんか。集まりの後にぐったりしたり、相手の感情をもらいすぎて気分が沈んだり、「もっとタフになれたら」と思いながらも無理が続かない。周りに合わせようとするとしんどいのに、合わせない自分にもまたモヤモヤする。僕もずっとその往復でした。 この本が助けになるのは、HSPを「性格の弱さ」ではなく、世界の受け取り方の違いとして具体的に説明してくれるところです。たとえば、人は自分と同じ反応をするはずだと思い込みがちだけど、タイプが違えば行動も感じ方も違う。その当たり前を丁寧に言語化してくれるので、無意識に自分を責めがちな場面で立ち止まれるようになります。また、無理にタフになろうとする代わりに、自分の限界を事前に相手へ伝える方法や、情報過多のときに内側へ意識を戻す工夫など、実際の生活で試せる動き方が多いのもありがたいところです。 「自分はこう感じてしまうタイプなんだ」と理解した上で、どう環境を選び、どう距離をとり、どう自分に寄り添うか。この本はそこを現実的に示してくれます。刺激に疲れやすい人、感情を拾いすぎて消耗してしまう人ほど、静かに効いてくる内容だと思います。
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