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武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

山口 周

KADOKAWA / 2023-11-24

累計読者数382
平均ハイライト数 28.5件/人
推定読了時間 約4時間54分
star総合評価 77/100
menu_book精読型
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この本について

仕事でも人生でも、「このまま同じやり方を続けていて大丈夫なんだろうか」と不安になる瞬間がけっこうありますよね。頑張って学んでいるはずなのに、そもそも自分は何を目指しているのか、いまの常識にどっぷり浸かったまま思考停止しているんじゃないか…そんなモヤモヤにぶつかったときに、この本がすっと横に置ける感じがありました。 山口周さんの『武器になる哲学』は、哲学史を整理してくれる本というより、「自分の見ている世界のほうを疑ってみる」ための足場をつくってくれる本です。たとえば、知識やスキルを積む意味を「それで楽しく生きられるのか?」という基準で見直す視点とか、一度身につけた考え方を手放さないと前に進めないという指摘とか。あるいは、常識を疑うにはコストがかかるけれど、その負荷を避け続けると自分が脆くなるという話も、日々の選択の重さを静かに突いてきます。失敗を意図的に織り込む、複数のコミュニティに出入りして資本を分散させる、といった現実的な行動レベルの示唆も多いので、読み終わったあとに「明日どこを変えようか」が自然と浮かんできます。 特に、課題そのものが設定されていないと創造性が生まれないという指摘は、目の前の仕事に追われていると気づけないポイントで、僕自身かなり刺さりました。自分がどんなシステムの中で動いていて、そこでどんな役割を果たしてしまっているのか。そこを相対化できる教養が必要なんだという話は、逃げ場のない日常をふっと広げてくれます。 「古い前提に縛られて動けなくなっている気がする」「今の延長線に未来が見えない」そんな人に静かに効いてくる本です。自分の足元を見直したいときに。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「使える哲学本」として、ビジネスパーソンから圧倒的支持! 知的戦闘力を最大化する、リベラルアーツ超入門。 コンサルの現場で一番役立ったのは哲学だった——。 「役に立たない学問の代表」とされがちな哲学は、ビジネスパーソンの強力な武器になる。経営コンサルだから書けた、「哲学の使い方」がわかる1冊。 【本書で紹介するキーコンセプト】 ●第1章 「人」に関するキーコンセプト 「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために ・ロゴス・エトス・パトス——論理だけでは人は動かない(アリストテレス) ・悪の陳腐さ——悪事は、思考停止した「凡人」によってなされる(ハンナ・アーレント) ほか ●第2章 「組織」に関するキーコンセプト 「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために ・悪魔の代弁者——あえて「難癖を付ける人」の重要性(ジョン・スチュアート・ミル) ・解凍=混乱=再凍結——変革は、「慣れ親しんだ過去を終わらせる」ことで始まる(クルト・レヴィン) ほか ●第3章 「社会」に関するキーコンセプト 「いま、なにが起きているのか」を理解するために ・アノミー——「働き方改革」の先にある恐ろしい未来(エミール・デュルケーム) ・パラノとスキゾ——「どうもヤバそうだ」と思ったらさっさと逃げろ(ジル・ドゥルーズ) ほか ●第4章 「思考」に関するキーコンセプト よくある「思考の落とし穴」に落ちないために ・シニフィアンとシニフィエ——言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する(フェルディナンド・ソシュール) ・反証可能性——「科学的である」=「正しい」ではない(カール・ポパー) ほか
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