
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
北野 唯我
ダイヤモンド社 / 2018-06-20
この本について
「今の会社、このまま続けて大丈夫なんだろうか」 頭のどこかでずっと引っかかっているのに、決定打がなくて動けないまま日々が過ぎていく。やりたいことが明確なタイプじゃないからこそ、判断の軸が見つからない。そんな迷いの中にいるとき、この本の言葉が思いのほか落ち着きをくれました。 特に刺さったのは、ほとんどの人が“being型”だという前提に立ってくれるところです。好きなことが明確じゃなくても問題じゃなくて、「どんな状態でいたいか」を基準にしていい。そのうえで、自分が嫌いにならない選択肢を積み上げていくことが大事だと示してくれる。さらに、マーケットバリューをどう積み上げるかや、会社選びのときに見るべき具体的な問いも、迷いがちな人間にはありがたい手がかりでした。 面接で「活躍できる未来が描けるか」を確かめるための質問は、実際に仕事探しでそのまま使えるレベルで実用的です。 読んでいて強く思ったのは、転職の話をしながらも、結局は「自分との信頼関係」をどう守るかがテーマなんだということです。環境の緊張が社内から来ているのか社外から来ているのか、日々の小さな嘘を最小化できているか。こういう視点は、今すぐ転職しない人にも効きます。 「やりたいことはないけれど、このままの働き方でいいのかだけは気になっている人」に静かに刺さる本だと思います。自分の立ち位置を整理したいときに手元にあると、少し呼吸がしやすくなる一冊です。
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