
どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
尾原 和啓
ダイヤモンド社 / 2018-04-18
この本について
仕事のスピードを上げたいのに、気づけば考えている時間ばかり長くて、実際に動き出すまでが遠い。会議が多い割に前に進んでいる気がしない。そんなモヤモヤを抱えたまま働いている人、多いと思います。僕もそうで、「自分のやり方が悪いのか?」と悩んでいた時期にこの本を読みました。 効いたのは、仕事の“型”を持つだけで行動までの距離が一気に縮まる、という感覚です。特に、まず全体像と制約条件を押さえること、そして会議やチームの人数を意識的に絞ること。この2つを実践するだけで、判断に迷う回数が減りました。また、試行回数を増やすという考え方も、自分にとってはかなり現実的でした。正解を探して固まるより、小さく試してすぐ軌道修正するほうが結果として早い。これを自分に許せるだけで、気持ちがだいぶ軽くなります。 そしてもうひとつ、情報をオープンにする姿勢。自分のために囲い込むより、出してしまったほうが助けてもらえるし、信頼が溜まっていく。わかってはいたけど、ここまで実例で説明されると動けるようになるんですよね。 「なんとなく働きづらい理由が言語化できないまま進んでしまっている人」に刺さる本です。仕事の効率化というより、“働き方の視点のアップデート”に近い一冊でした。
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