
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
尾原和啓
幻冬舎 / 2017-09-27
この本について
働き方のモヤモヤって、人に相談しづらいまま抱え込んでしまうことが多いですよね。好きなことをやりたい気持ちはあるのに、「それで食べていけるの?」とか「迷惑をかけちゃいけない」という思いが先に立って、結局いつものやり方に戻ってしまう。僕自身もずっとこのループで悩んでいました。 『モチベーション革命』が面白いのは、「好きに向かって動きたいのに動けない」人がつまずいているポイントを、無理に鼓舞するのではなく、視点を少しだけズラしながら解きほぐしてくれるところです。例えば、日本人に染みついた「迷惑をかけない呪い」を、ちょっと迷惑をかけたらそのぶん“ありがとう”を返せばいいという発想に置き換えてくれたり、自分だけの“虹の見え方”を大事に育てることが、これからの時代の資本になるという話は、肩の力が抜けた状態で前に進む許可をくれます。さらに、AIの時代には効率よりも「新しい意味」を生み出すことが仕事になるという指摘は、好きなものを細かく掘り下げる行為にも価値があるのだと、具体的に示してくれます。 特別な才能が必要なわけではなく、むしろ自分の好みや違和感を丁寧に扱える人ほど、この時代で自然に強みが育つ。そんな感覚を持たせてくれる本です。今の仕事に違和感がある人、好きがあるのに動けない人には、かなりしっくりくると思います。
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