
実践 仮説思考2.0
中野 崇
すばる舎 / 2019
この本について
仕事で「会議が長いわりに前に進んでいない」「情報を集めているだけで一日が終わる」みたいなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。何が問題なのかさえよく分からないまま、資料とチャットの海に沈んでいく感じです。 この本を読んで一番効いたのは、「何を考えるべきか」をまず決める姿勢でした。抜粋にもある通り、目的と論点が定まらないまま動くと、努力が全部散っていくんですよね。たとえば「ムダな会議が多いのはなぜか?」のように、具体的な問いを先に置くだけで、集める情報のレベルも、考える深さも全然変わってきます。そして、まず自分の頭で“仮の答え”をつくること。ここがあるかないかで、後のスピードが本当に違いました。 もう一つ刺さったのは「数字で実態をつかむ」ことの大事さです。会議の時間がどれだけ増えているのか、メールが何件来ているのか、こうした数字を押さえるだけで、課題が急に輪郭を持ちはじめます。そこから「一般化と具体化の往復」を使って仮説を量産していく流れは、実際の仕事でかなり即効性がありました。 情報量が多い時代に、ただ頑張るだけでは前に進みにくいと感じている人にはとても相性がいい一冊だと思います。自分の思考をもう一段シャキッとさせたい時に、そっと支えてくれる本です。
読書インサイト
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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