
Dive Into Python 3 日本語版
Mark Pilgrim、Fujimoto、Fukada
この本について
Pythonを触り始めると、文法は分かったつもりでも「この書き方で合ってるのか」「なんでここだけ挙動が違うんだろう」と細かいところでつまずきやすいですよね。特にタプルや集合、名前付き引数あたりは、知った気になっていても実際に手を動かすと引っかかりが出てくる…自分もまさにその状態でした。 この本は、そういう“細部のもやっと”をひとつひとつ実験しながら確かめられる構成になっていて、読んでいるというより実際にコードを触っている感覚に近いです。たとえば、1要素タプルにカンマが必要な理由とか、集合が同じ値を追加しても何も起こらない仕組みとか、名前付き引数が途中から必須になるルールなど、普段なんとなく流していた部分に丁寧に手を当ててくれます。Pythonがインデントでブロックを示す言語だという、当たり前すぎて説明されない部分すら、ちゃんと理由とセットで整理されていく感じがあります。 書いてあることは地味に見えるけれど、理解できるとコードを書くときの違和感が減って、説明できる範囲が一気に広がります。特に「Pythonの挙動を腹落ちさせたい初級〜中級の人」にはしっくりくると思います。自分と同じように、細かい仕様をそのままにしてきた人ほど、静かに効く一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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