
「時間がない」から、なんでもできる!
吉田 穂波
サンマーク出版 / 2013-08-20
この本について
「時間がない時こそ、なぜか余計に焦って何も進まない…」そんな日が続くと、もう自分はキャパが小さいんじゃないかと落ち込みます。でも、この本を読んでいて思ったのは、私たちがしんどいのは “時間が足りないから” というより、“時間をどう扱っていいか分からないから” なんじゃないか、ということでした。 著者は、仕事・留学・子育てを同時に進めてきた人ですが、そこで語られているのは「全部やれ」の根性論ではありません。むしろ、今の忙しさをどう味方につけるか、という発想の転換です。早朝のわずかな時間を意識的に使うことで集中力が変わる話や、「心にひっかかっている小さなこと」をリストにしておくことで、気持ちが驚くほど軽くなること。そして、やりたいことを一つでも動かすと、やらなきゃいけないことの負担が小さく感じられるという、不思議だけど実感のある感覚。このあたりは、刺さる人には深く刺さるはずです。 特に響いたのは、「時間がないときこそ、エネルギーが噴き出している」という視点。忙しさをただの壁ではなく、新しく踏み出すタイミングだと捉えるのは、ちょっと勇気がいるけれど、実際にやってみると前に進むための道筋が見えてくる。そんなリアルな経験が淡々と書かれています。 仕事も家庭も自分のやりたいことも、どれか一つを諦める前に、少しだけ発想を変えてみたい人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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