
実践FXトレーディング
イゴール・トシュチャコフ
Pan Rolling Inc / 2007-09-01
この本について
相場を見ていると、「結局どの方向に動くのか分からないまま入ってしまう」「自分の予測に引きずられて、やらなくていい負けを重ねる」みたいなモヤモヤがどうしても残ります。僕も長くそこから抜けきれず、チャートを睨む時間だけが増えていく時期がありました。 この本が効いたのは、予測そのものを前提から外す姿勢が徹底していたところです。相場は理解も説明もできないもの、と割り切ったうえで、「当日の値幅を事前に把握しておく」「中期トレンドの方向だけを定義する」「最初のチャネルブレイクはほぼダマシと想定する」みたいな、現実的で再現しやすい判断基準に落とし直してくれる。感覚ではなく、あらかじめ決めた行動に従うだけで余計な迷いが減る感覚がありました。特に、ポジションを手仕舞ったら意見を持たずにドテンする、という発想は“逆張り癖”で悩んでいる人には強く刺さると思います。 結局、自分の読みを正そうとするほどストレスが増えるタイプの人ほど、この本のシステム寄りの考え方がしっくり来るはずです。相場を当てにいくより、まず「何を見て動くか」を一定にしたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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