
目立たずこっそりおもしろく生きたい 法則型の生き方 分冊版人生の法則
岡田斗司夫 FREEex and イニム
この本について
人と関わるとき、温度差にしんどさを感じることがありませんか。まわりは情熱や正しさで動いているように見えるのに、自分はそこまで熱くなれない。約束ごとは慎重だし、興味のない話にはどうしてもテンションが上がらない。「このままでいいのかな」とぼんやり悩むあの感じ、僕もよくあります。 この本は、そんな温度差そのものに名前をつけてくれます。著者は人の性質を四つに分け、その中の「法則型」というあり方を丁寧に言語化していくんですが、特徴の描き方がやけに生活感があるんですよね。たとえば、やれることしかやらないし、締め切りから逃げがちなのに、一度約束するとちゃんと守るところ。興味がない話には冷たいのに、自分の好きな話になると急に饒舌になるところ。どれも「そういう自分」を無理に変えなくていい理由として腹に落ちます。 さらに面白いのは、個人の性質だけじゃなく、人間が文化に寄り添って生きる生物になったという話が出てくるところです。自分の感情や生き方の癖って、実はもっと大きな仕組みの中で成り立っているのかもしれない、と気づけるだけで気持ちが少し軽くなるはずです。 熱く生きられない自分を責めがちな人、あるいは「低温のままでも生きていける道を探したい人」に静かに効く一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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