
病気がイヤなら「油」を変えなさい! 危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法
山田豊文
河出書房新社 / 2013-12-20
この本について
食生活って、忙しいとつい「まあいいか」で流してしまいがちですが、後からふと原材料名を見て不安になること、ありませんか。僕もマーガリンや加工油脂についてなんとなく気になりつつ、深掘りせずにきたタイプでした。でも、この本の抜粋を読んだとき、虫も寄らずカビも生えないという実験のくだりが妙に引っかかって、「自分は何を体に入れてきたんだろう」と静かに落ち込んだのを覚えています。 本書が効いてくるのは、油を変えたほうがいい理由が感情論ではなく、具体的な“現場”から語られているところです。スーパーの油がどう作られているのか、パッケージ表示のどこを見るべきか、そしてトランス脂肪が細胞膜にどう関わるのか。もちろん医学的に断定できない部分もありますが、「知らずに選ぶ」のと「知ったうえで選ぶ」のでは、日々の買い物の感覚がまったく変わります。僕自身、ドレッシングやお菓子を手に取るときの視点が少し落ち着いたというか、迷い方が変わりました。 食品に神経質になりたい人向けというより、「なんとなく不安はあるけど何から見直せばいいかわからない」人に向いている本です。油を全部否定する話ではなく、せめて自分の選択だけは自分でコントロールしたい、そんな気持ちに寄り添ってくれます。今の食生活を一気に変えるのは難しくても、まずはラベルを読むところからなら、無理なく始められるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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