
伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則
小泉 秀希
ダイヤモンド社 / 2015-01-29
この本について
投資まわりでいちばんしんどいのって、「今の相場が高いのか安いのか、自分がちゃんと判断できている気がしない」というあのモヤモヤじゃないでしょうか。ニュースでは金利だのPERだの話は流れてくるのに、結局どう行動に落とせばいいのか分からないまま時間だけがすぎていく感じ、僕もずっとありました。 この本が助かったのは、相場を当てにいくんじゃなくて、「どんな会社なら持っていても大きく間違えないか」を淡々と見極める視点をくれたところです。たとえば、資産価値と収益力をざっくりでも自分で見積もること、10年単位で安定成長できている会社を基準にすること、自己資本比率や経営者の姿勢といった“地味だけど崩れにくい要素”を見ること。どれも派手さはないけれど、相場が荒れたときに一番効いてくる部分だと、読んでからようやく腑に落ちました。 特に印象に残ったのは、「株価はいつでも大きく揺れるけれど、会社そのものの価値はそんなに急には変わらない」という視点です。だからこそ、暴落にビクビクする前に、自分の持ち株をどう評価しているのかを自分の言葉で持つべきだという話が、やたらと実感として刺さりました。 相場ニュースに振り回されがちで、「結局どう判断すればいいのか」の軸を持ちたい人にはかなり向いていると思います。投資の勉強というより、“迷わないための見方”をゆっくり組み直したいときにちょうどいい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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