
労働者派遣法改正 と 派遣にまつわる労働基準法: 派遣さんの損と得、受入会社の損と得と義務
青山 晴之介
この本について
派遣で働いていると、どこまでが自分の責任で、どこまでが会社側のルールなのか分からずに、なんとなく不安だけが積もっていくことがあります。現場の担当者によって説明が違ったり、期限や組織単位の話が曖昧なまま進んでいくと、「これって本当に正しい運用なのかな…」とモヤモヤしますよね。 この本は、そのモヤモヤを“法律の言葉”に置き換えてくれる一冊でした。たとえば「同じ課で同じ派遣さんを受け入れられるのは原則3年」といった期間の区切りが、組織単位や事業所単位でどう変わるのか。あるいは、派遣先にも一部の労基法の責任が発生する理由や、配慮義務・意見聴取といった聞き慣れない言葉が、どんな場面で効いてくるのか。現場で起こりがちな“グレーゾーン”を、三角関係の構造から丁寧に説明してくれるので、自分の立場を冷静に把握しやすくなります。 読み終える頃には、「これは派遣会社に確認すべき話だな」「ここは派遣先が応じる義務がある領域なんだな」といった判断が少しずつできるようになります。派遣で働く人だけでなく、受け入れ側の管理職やリーダーにも刺さる本です。自分の感覚だけで不安を抱えこみがちな人ほど、手元に置いておくと役に立つと思います。
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