
半値になっても儲かる「つみたて投資」 (講談社+α新書)
星野泰平
講談社 / 2010-12-20
この本について
投資を始めたいのに、「今は高い気がする」「下がってからのほうが良いのでは」と、いつまでもタイミング待ちになってしまうことがあります。僕も最初はずっとその沼にいて、気づけば何も始められていないまま時間だけが過ぎていました。そんな時に、この本は“考えてもわからないことを追いかけなくていい”という視点をくれました。 つみたて投資は、値下がりがむしろ味方になるという感覚が一番の救いでした。価格が下がった時に多くの口数が買えて、後で少し戻るだけで評価が跳ねる。上下を毎日追いかけて疲れるよりも、淡々と積み上げた口数が効いてくるのだと知ると、相場のニュースに必要以上に振り回されなくなります。また、一括投資のように「失敗したら長く回復しない」という重さが薄く、下がっても回復までの時間が短いという安心感も、実際に投資を続ける上では大きな支えになりました。 もう一つ刺さったのは、始めるタイミングを気にしなくていいという点です。スタートは積み立て回数の1回分にすぎず、結果を左右するのはその後の値動きと買い込んだ口数。ここに腹落ちすると、「動けない理由」がひとつ減ります。 つみたてを始めたいけど怖い、値動きに心が引っ張られやすい、そんな“慎重だけど前に進みたい人”には特にしっくりくる一冊です。僕もこの考え方に救われた側の人間なので、同じ迷いを抱えている人にそっと届けばいいなと思っています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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