
グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編 第2版
梅田弘之
翔泳社 / 2016-02-08
この本について
業務システムを触っていると、「会計まわりは何となく分かるけど、販売管理って急に景色が変わるな…」みたいなモヤモヤが出てきませんか。自分もそうで、特に部署ごとの“主業務”とシステムの関係がつかみきれず、データベース設計もどこから手をつければいいのか迷いがちでした。 この本が効いたのは、まず「基幹業務=会計」という思い込みを外してくれたところです。販売管理が企業の動脈みたいに日々まわっている仕事そのものなんだ、と腑に落ちると、テーブルの役割やデータの流れが急に具体的に見えてきます。また、著者が扱う“チルダ連結方式”の説明が、単なるテクニックではなく「現場でこう困るから、こう設計する」という順番で語られていて、実作業への橋渡しとしてとても現実的でした。さらに、受発注や在庫の変化を時系列でどう持たせるかといった細かい判断に対して、なぜそうするのかが丁寧に紐づけられているので、場当たり的な設計から一歩抜け出せる感じがあります。 業務知識に自信がなくて、販売管理まわりの設計に踏み出すたびに足が止まる人には、ちょうどいい導線になると思います。自分と同じように、業務フローの“意味”を理解しながら設計したいタイプにはかなり刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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