
思考・発想にパソコンを使うな 「知」の手書きノートづくり (幻冬舎新書)
増田剛己
幻冬舎 / 2009-05-27
この本について
仕事のアイデアを考えるとき、メモは取っているのに頭が散らかったまま…みたいな感覚、けっこうあると思います。自分もスマホのメモが溜まるばかりで、結局どれも身についていない感じがずっとありました。そんなときに、この本の「ノートは未来の自分に宛てる手紙」という視点がすごくしっくりきました。今の思考を外に出すためというより、後で読み返したときに理解できる形にしておく、という距離感です。 特に刺さったのは、書くこと自体を特別な行為にしないで、歯磨きみたいに「書き癖」にしてしまうという話。上手にまとめる必要はなくて、自分が読めれば充分。イヤなことを書くのも、情報を書き写すのも、分析するのも全部「自分の血肉にするための作業」として一段に置かれているのが、逆に気持ちを楽にしてくれます。スマホに残した音声メモを淡々とノートに移すだけでも、思考の温度が下がって整理される感じがあります。 ノートって意識高そうなものに思えますが、この本ではもっと生活に近い作業として描かれています。「知的に見せたい」ではなく「自分のためだけに書く」。この割り切りがあると、考える時間の質がじわっと変わります。情報を飲み込むだけで終わりがちな人に特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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