
恐慌はすでに始まっている! 世界経済終わりの始まり
松藤民輔、中島孝志
ゴマブックス株式会社 / 2016-03-12
この本について
相場が落ち着かない時期って、ニュースを見るたびに「結局どっちなんだろう…」と軽く不安になりますよね。上がったと思えば下がり、また少し戻って、結局全体の流れが読めないまま時間だけが過ぎていく。自分も仕事の合間にチャートを見ては、同じ場所をぐるぐる歩いているような感覚になることがあります。 この本が刺さるのは、まさにその「何が起きているのか分からない」というモヤモヤに対して、過去の暴騰と暴落のくり返しを淡々と並べてくれるところです。相場が乱高下している最中って、その揺れそのものが事件に見えるんですが、歴史をたどるとそれが“恐慌前のよくある風景”だと分かる。自分も読みながら、目の前の波に気を取られて全体の流れを見落としていたな、と何度かハッとしました。特に、数%の上下を何度も刻んだあとで一気に崩れるパターンや、中国バブルのように「長引くこと自体が悪影響になる」という視点は、今のニュースの読み方を少し変えてくれます。 不安を煽る本というより、振り回されがちな相場の見方を一段引いて整理したい人に向いています。短期の値動きに心が動きやすいタイプほど、落ち着いて状況を見るための“距離感”を取り戻しやすいと思います。こういう相場のざわつきに疲れやすい人には特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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