
株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる
伊藤智洋
日本実業出版社 / 2015-02-01
この本について
株って、結局いつ動けばいいのか分からないまま、気づいたら「なんとなく買って、なんとなく不安になって売る」の繰り返しになりがちです。相場は運だと言われるたびに、自分の判断基準のなさに落ち込むこともあります。でも、毎日チャートを張り付くのも現実的じゃないんですよね。 この本は、そんなモヤモヤに対して「相場には一定の“流れやすい時期”がある」という視点をくれます。読者の方が保存していた抜粋も、まさにそこに反応しているように見えました。たとえば、3〜6月と11〜12月は上げやすいとか、3月・8月・10月に底を打ちやすいとか、45日前に下げが出やすいとか。こういう“季節性のクセ”を知っておくと、むやみに毎日悩む必要が減ってきます。 もう一つ大きいのは、上昇局面の形をどう捉えるかという話です。勢いよく一気に上がるときと、日柄をかけてゆっくり積み上がるとき。そのどちらが起きているのかを見分けられるだけで、焦って振り回される場面がかなり減ります。自分の弱さと戦って空回りしがちな人ほど、「まず状況を知る」という地に足のついた考え方が刺さるはずです。 毎日相場を追えないけれど、感覚任せの投資からは抜け出したい人に向いている一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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