
アノマリー投資
Pan Rolling Inc / 2013-04-03
この本について
相場を見ていると、「なんで今こう動くの…?」という場面が多くて、結局その理由がつかめないまま年が終わっていくことがあります。特に季節要因とか選挙サイクルみたいな話は耳にしても、自分の投資判断にどう落とし込めばいいのか分からず、結局そのままにしてしまうことが多いんですよね。 この本が面白いのは、そういう“なんとなく聞いたことがある動き”を、歴史データで淡々と示してくれるところです。例えば、12月中旬に売られた小型株が翌年2月までに戻りやすい話や、サンタクロースラリーの実際の期間、大統領選挙の翌年に起きがちな下落の傾向など、単なる感覚ではなく「いつ、どう動きやすいのか」を具体的に拾える点が助かりました。景気の底固めを見極めるために使える住宅指標の話も、ニュースを流し読みしがちな自分にはちょうど良かったです。 もちろん、ここに書かれているパターンが万能だというわけではありません。でも、相場の“根拠のない不安”を少し減らして、判断の軸を1本増やしてくれる本ではあります。自分の売買タイミングに自信が持てない人や、ニュースと相場の関係をもう少し掘ってみたい人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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