
高金利・高インフレ時代の到来! エブリシング・クラッシュと新秩序 (集英社学芸単行本)
エミン・ユルマズ
集英社 / 2025-05-26
この本について
金利も為替も物価も落ち着かなくて、「結局いまの世界経済ってどこに向かってるんだろう…」と考え込むことが増えました。ニュースを追っても断片的で、全体像がつかめないまま不安だけが積み上がる感じです。特に株価の上げ下げの裏で何が起きているのか、各国がどんな思惑で動いているのかまでは、普段の情報収集だけだと見えてこないんですよね。 この本は、そのモヤモヤに具体的な「地図」をくれるタイプの一冊でした。たとえば、ガンマスクイーズの仕組みを丁寧に解きほぐしてくれるおかげで、株価の急騰が必ずしも企業価値を意味しない理由が腹落ちします。また、日本の不動産バブルや円安がどこから来ているのかも、通貨供給量や海外投資家の動きと結びつけて語られるので、表面的な数字だけでは気づけなかった背景がつながる感覚がありました。さらに、米国・欧州・中国の力関係が揺れ動くなかで、なぜ各国が今のような政策をとるのか、その“腹の内側”まで理解できるのがありがたいところです。 一冊で全部が解決するわけではないですが、世界経済の動きが「なんとなく怖いもの」から「具体的に観察できるもの」に変わるきっかけにはなります。数字やニュースの裏側まで自分で考えたい人には、とても相性がいいと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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