
仕事ができる人の逆転ワザ42
濱田秀彦
すばる舎 / 2016-10
この本について
仕事をしていると、「自分だけ空回りしている気がする」「頑張っているのに評価の伸びしろが見えない」という時期がどうしてもあります。私も、何をどう直せばいいのか分からず、ひとつひとつの動作が遅くなるばかり…という時期がありました。そんな時に読んで、地味だけど確実に効いたのがこの本でした。 特徴的なのは、精神論ではなく、日々のやり取りの“癖”を小さく直す方向に重心があるところです。例えば、上司に相談する時に最初から完璧を目指さず、口頭で骨格だけ先に共有してしまうやり方。これを取り入れたら、手戻りが激減して、資料作成のストレスがかなり下がりました。また、「いつまでにやればいいですか?」と受身になるのではなく、自分の条件を先に出すことで主導権を握るという話も、現場で効きました。言い方を少し変えるだけなのに、相手の反応がまったく違うんですよね。 さらに、対人面の細かい工夫も刺さります。「差し支えない範囲で」と添えることで相手が話しやすくなることや、「とおっしゃいますと」と深掘りしていくことで会話が噛み合い始める感覚など、状況が停滞した時の打開策がいくつも載っています。どれも派手ではないけれど、積み重なると仕事の風通しが変わっていくタイプの内容です。 小さな行動の見直しで仕事をもう少し軽くしたい人、頑張っているのに成果に結びつきにくいと感じている人に、特にしっくりくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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