
アメリカはなぜ日本を見下すのか? - 間違いだらけの「対日歴史観」を正す - (ワニブックスPLUS新書)
ジェイソン・モーガン
ワニブックス / 2016-08-24
この本について
歴史の話になると、どこかで引っかかる感じがある人、多いと思うんです。学校で習ったことと、自分が感じている現実がどうにも噛み合わない。アメリカとの関係についてモヤッとするけど、それを言語化できないまま積もっていく、あの感覚です。僕自身もずっとその中にいて、でも誰かを責めたいわけでもなく、ただ「もう少し整理して理解したい」だけでした。 この本は、そのモヤモヤをいきなり解決するような華やかな答えをくれるわけではありません。ただ、いくつかの視点は確実に心の位置を変えてくれます。たとえば、戦後に刷り込まれた価値観を当たり前として受け入れてきた自分に気づく瞬間があります。あるいは、アメリカ側の歴史観や宗教観がどのように日本との認識のズレを生んでいるのかを知ることで、「自分たちだけが悪かった」と思い込みがちな癖が少しゆるむこともありました。歴史の扱い方そのものが日米で違う、という話も、国としての自己イメージをどう扱うか考えるきっかけになります。 もちろん内容は刺激的で、全員にフィットするわけではないと思います。ただ、自分の国の歴史を語るときに妙な遠慮が出てしまう人や、「なぜこんなに自信を持てないんだろう」と感じる人には、腑に落ちる部分があるはずです。特に、戦後日本が抱えてきた空気の正体を一度立ち止まって見たい人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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