
限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択 (朝日新書)
毛受 敏浩
株式会社朝日新聞出版 / 2017-06-13
この本について
人口減少の話って、ニュースではよく聞くのに、実生活のどこで自分ごとになるのかが分かりにくいままモヤっとしがちです。地方の人手不足を見て「なんでこうなってるんだろう」と思ったり、移民の話題になると途端に構えてしまう自分に気づいたり。頭では課題だと分かっているのに、どこから考えればいいのか掴めない、そんな気持ちに近いかもしれません。 『限界国家』が効くのは、こういう「遠いようで近い」人口問題を、具体的な光景として手元に引き寄せてくれるところです。例えば、城崎温泉で“部屋は空いているのに予約が受けられない”という現実から始まり、人口減少がどんな形で日常に入り込んでいるのかが立体的に見えてきます。また、移民受け入れを巡る議論も、表面的な賛否ではなく、ヨーロッパの失敗例やドイツの語学義務、カナダの姿勢など、実際に起きたプロセスをたどることで「何をすると社会がうまく回らなくなるのか」「どんな条件なら共存が成り立つのか」が理解しやすくなります。さらに、本書は日本の文化の多様性に触れながら、移民政策が“誰のためのものか”を丁寧に位置づけているので、単なる労働力の話で終わらないのがありがたいところです。 人口減少の未来に、漠然とした不安だけ抱えてきた人にこそ届く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




