
頑張らずにスッパリやめられる禁煙
川井 治之
サンマーク出版 / 2017-07-20
この本について
禁煙って、「やめた方がいいのは分かってるのに、気づいたらまた吸ってる」という、自分でも説明しにくいループにハマりがちですよね。僕も同じで、意志が弱いとか強いとかの話ではなく、気分が揺れるたびにタバコに手が伸びてしまう感覚にずっとモヤモヤしていました。 この本を読んで少し視界が開けたのは、あの不安やイライラの大元が“自分の性格”ではなく、ただのニコチン切れだったり、長年しみついた「くせ」だったりする、と淡々と説明してくれるところでした。タバコがストレスを癒やしているわけではなく、ニコチンがつくったストレスを一時的に戻しているだけ、という指摘はかなり刺さりましたし、だからこそ再発してしまう理由にも合点がいきました。 さらに、この本が現実的だと思ったのは、「禁煙は三か月くらいかけて“吸わない習慣”に置き換えていく作業だ」と具体的に示してくれるところです。体・習慣・心、それぞれの依存に合わせて対処が違うという視点をもらえたことで、自分に合ったやり方を探しやすくなりました。つらいのは最初だけ、というより、つらさの正体を理解すると無駄に怖がらずに済む、という感じに近いです。 タバコを「意志でねじ伏せるもの」と思ってきた人ほど、腑に落ちる部分が多いはずです。吸ってしまう理由を責めるより、仕組みとして理解したい人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの54%が集中しています。
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