
超ノート術 成果を10倍にするメモの書き方
佐藤ねじ
日経BP / 2016-10-14
この本について
アイデア出しの場で、急に手が止まってしまうことってありますよね。奇抜なものを出さなきゃ、と肩に力が入るほど何も出てこない。僕もよくその沼に落ちます。でも、振り返ると「言われてみれば確かにそうだけど気づかなかったこと」に気づけた日のほうが、仕事が前に進んでいたりします。 この本が面白いのは、まさにその“気づける自分”を育てるための道具としてノートを使っているところです。毎日の些細な違和感を2軍ノートに書いておいて、後から1軍ノートに写すときにひと手間かけて膨らませる。すると、ただのメモが急にアイデアの種になる。奇抜さを捻り出すのではなく、見落としていた日常を拾い直す感じが、めちゃくちゃ現実的なんです。また、写真を撮ったり、公私混同で朝にメモをとるなど、アイデアの入口を広げておく方法も紹介されていて、「これなら続けられそうだな」と思える工夫ばかりでした。 もうひとつ刺さったのは、アウトプットの位置づけです。作品をいきなり世間に放つ必要はなくて、まずはツイッターやブログで小さく試す。人に見せる場所を増やすほどフィードバックが増えて、自分らしさが見えてくる。この感覚、仕事だけしていると意外と忘れがちなんですよね。 「アイデアが枯れる日がある」「自分らしさって何だろう」と立ち止まる人には、ちょうどいい伴走役になる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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