
転生したらスライムだった件 11 (GCノベルズ)
伏瀬 and みっつばー
マイクロマガジン社 / 2017-12-08
この本について
仕事でも日常でも、「なんでこの人はこんなに一つのことに没頭できるんだろう…」とか、「話が通じないタイプにどう向き合えばいいんだろう」と悩むことってありますよね。自分とはまったく違う価値観を前にすると、距離の取り方が分からなくなるあの感じ、けっこう消耗します。 『転生したらスライムだった件 11』で描かれる、実験にしか興味がない陽気でちょっと変わった人物たちは、まさにそういう“どう扱えばいいか分からない相手”の極端な例なんですが、だからこそ読んでいると視点が少し楽になります。自分の常識が通じない相手に対して、「こういうタイプはこう動くよな」と俯瞰できたり、こちらが必要以上に背負わなくてもいい場面が見えてきたりします。釘を刺すべきタイミングと、あえて流すべきタイミングの境目も、物語のやり取りを追っているうちに自然とつかめてきます。 また、作中では“世界はフィクションだ”と言い切るようなメタな一文も出てきますが、むしろその距離感が、私たち自身の「正しさに縛られすぎていたかも」という気づきにつながります。全部を理解しようとしなくていいし、コントロールしようとしなくても物事は進む、そんな感覚が残る巻でした。 他人のこだわりやテンションに振り回されやすい人に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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