
禅のすすめ 道元のことば (角川ソフィア文庫)
角田 泰隆
KADOKAWA / 2018-01-25
この本について
仕事でも日常でも、頭の中がずっと動き続けている感じがありませんか。考えること自体は大事なのに、その「働き」が逆に迷いを増やしている気がして、落ち着きどころが見えないまま一日が終わる。自分もそうで、何かを学んでは「で、これは自分の生活でどう生きるんだろう」と立ち止まることが多いです。 『禅のすすめ 道元のことば』を読んでいて強く感じたのは、道元が「知ること」より前に「どう在るか」を徹底的に問い続けた人だったということです。典座がなぜあれほど尊敬されていたのか、如浄がなぜ「ありのままでいい」は誤りだと言ったのか、道元自身がなぜ言葉の意味よりも“源”を掴みに行ったのか。抽象ではなく、日々の所作そのものを通して迷いをほどいていく姿が、具体的で迫ってきます。 特に、修行僧との「結局何の役に立つのですか?」というやりとりや、「雑事」をどう扱うかの話は、仕事にそのまま引き寄せられました。効率や成果を求めすぎるほど、足元の行為そのものが空洞化していく感じがあって。道元が坐禅に向き合った理由は、何かを得るためではなく、「事実がありのままにある」場所に自分を戻すためだったんだと思います。 せかされるように生きていて、気づけば自分の軸がどこにあるのかわからなくなっている人には、静かに効く本です。抽象的な慰めではなく、行為の一つひとつをどう扱うかという視点で、じわっと生活が変わっていきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの78%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




