灰と幻想のグリムガル level.12 それはある島と竜を巡る伝説の始まり (オーバーラップ文庫)

灰と幻想のグリムガル level.12 それはある島と竜を巡る伝説の始まり (オーバーラップ文庫)

十文字青 and 白井鋭利

累計読者数4
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間4分
star総合評価 29/100
boltライト読書型

この本について

最近、何かを決めようとするたびに「どっちに進めばいいんだろう」と足が止まることが多くて、気づけば頭の中で同じところをぐるぐるしてしまいます。正解を探しすぎて、結局なにも動けないまま一日が終わる感じ。そんなとき、物語のキャラクターたちが迷いながらも前に進む様子に、変に救われることがあります。 『灰と幻想のグリムガル level.12』の抜粋を見ていると、読者が惹かれているのは派手な戦闘よりも、「仲間がズレたり、ドタバタしながら状況に巻き込まれていく“人間くささ”」なんだろうと思います。夢も見ないまま夜が明けたようなぼんやりした感覚や、市場の雑多な空気、臭いに耐えながら必死に踏ん張る場面。どれも大きな決断ではないのに、不思議と自分の生活と地続きに感じられる瞬間です。 この巻が効いてくるのは、完璧に動くことを求めすぎて息が詰まったときです。迷ったまま歩くこともある、足並みがそろわない仲間にイラつきながらも関わり続けることもある、そんな“当たり前の不器用さ”を肯定してくれる。読み終えると、判断に自信がない日でも「とりあえず今日の一歩くらいなら進めるか」と思える余白が残る感じです。 こんな人に刺さると思います。物語の中のちょっとした息づかいから、現実の停滞をゆるく押してほしい人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

オルタナに戻るべく、ハルヒロたちは山だらけの敵地を突き進んで海を目指す。冒険に次ぐ冒険の末、ようやく辿りついた海辺には一隻の船が乗り上げていた。様子を窺うハルヒロたちの前に、なんと付け髭をつけた少女が現れる!「あたしはモモヒナ!であーる!名を名乗れーっ!」謎の海賊(?)モモヒナとの出逢いに導かれ、大昔から竜が住まうというエメラルド諸島へと向かうハルヒロたち。到着した一行を待ち受けていたのは、その竜に襲われて大混乱に陥っている海賊の楽園だった―!?灰の中から生まれた冒険譚が、舞台を海に移し新たな物語を紡ぐ。
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