
Storyworthy: Engage, Teach, Persuade, and Change Your Life through the Power of Storytelling (English Edition)
Matthew Dicks、Dan Kennedy
New World Library / 2018-05-15
この本について
最近、人に何かを伝えようとすると「話が長くなる」「結局何を言いたいのか自分でもよく分からない」というモヤモヤが出てくることがあります。仕事での報告でも、日常のちょっとした出来事でも、うまく言語化できずに終わるあの感覚です。僕もよくそこにハマっていました。 この本が面白いのは、「上手に話す」より前に、そもそも“どこに物語が宿っているのか”を見つけるところから始まる点です。著者が繰り返し強調する「五秒の瞬間」という考え方が特に刺さります。自分の考えや気持ちが“前と後でどう変わったか”を押さえるだけで、話が自然とまとまり始めるんですよね。それに、毎晩五分だけ「今日の物語は何だったか」を振り返る習慣も、過度な気合いを求めず、現実的に続けられるのがありがたいところです。日々の出来事をただの出来事で終わらせず、小さな転換点として扱えるようになります。 さらに、出発点を「変化の前」に置くというシンプルなコツも効きます。これだけで、相手がどこに注目すればいいのかが曖昧にならず、自分自身も話の流れを見失わなくなる。大げさなエピソードを用意しなくても、日常の中に意外と語れるものがあるんだと気づかされます。 自分の経験を言葉にするときにいつも迷ってしまう人に静かに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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