
世界のエリートは「自分のことば」で人を動かす
リップシャッツ信元夏代
フォレスト出版 / 2020-05-03
この本について
人前で話すとき、「何から話せばいいんだろう」と手が止まることがよくあります。会議でも雑談でも、頭の中ではいろいろ考えているのに、いざ口に出すと芯がぼやける。うまい話術というより、“何を伝えたいのか自分でも整理できていない”感じ。僕もずっとここに悩んでいました。 この本が面白いのは、話し方のテクニックよりも「どうやって自分の経験と言葉を掘り出すか」に焦点があるところです。最初の7秒で何を置くかという現実的な視点や、20字でメッセージをまとめる設計の仕方、そして6つのCに沿って自分のストーリーを組み直すプロセス。どれも派手ではないけれど、「あ、これなら自分でもいけるかも」と思える仕組みばかりでした。特に、弱みや失敗を材料にしていいという視点は、自分を過度に盛らなくていい安心感につながります。 結局、人が動くのは“正しい言葉”より“自分の体験をどう渡せるか”なんだと、この本を読んで実感しました。日常の小さな出来事でもネタ帳に残しておくと、あとでメッセージと自然につながることがある。そんな地味だけど続けられる方法が丁寧に書かれています。 自分の言葉で話したいけれど、どこから組み立てればいいか迷っている人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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