
自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
ちきりん
ダイヤモンド社 / 2022-01-11
この本について
自分の意見を求められる場面で、うまく言葉が出てこなかったり、「結局これって誰かの受け売りでは…?」とモヤっとすること、けっこうありますよね。僕もつい反応だけで済ませてしまって、あとから「で、自分はどう思ってたんだっけ」と立ち止まることが多いです。 この本は、語彙力の問題ではなく“考える時間を取っていない問題”に静かにメスを入れてきます。何が面白かったのか説明できないのは、言葉が足りないからではなく、そもそも自分の頭で深く見ていないから。耳が痛いけど、これを言われてから映画を観る時の姿勢が変わりました。また、正解のない問題で意見を持つ怖さについても、「考えた量が自信につながる」という現実的な視点を示してくれるので、背中を押される感覚があります。さらに、反応と意見を区別するという考え方は、SNSに触れる時間が長い人ほど刺さるはずです。 特に、「自分の言葉でもう少し世界を見たい」「反応ばかりで終わる日を変えたい」と感じている人には、じわっと効く一冊だと思います。極端に振り回すような内容ではなく、日常の思考を一段だけ深くするための道具が、手の届く距離に置かれている本です。
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