
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)
梅原大吾
小学館 / 2012-04-07
この本について
最近、頑張りたい気持ちはあるのに、何をどこまで続ければいいのか分からなくなることが多いです。やる気の波に振り回されたり、他人の成果ばかり見えて落ち込んだり。結局「続けるってどういう状態なんだろう」と立ち止まってしまうんですよね。 梅原大吾さんの『勝ち続ける意志力』は、そんな迷いをすぐに晴らしてくれるような派手さはないのですが、日々の「これでいいのかな」という不安に静かに芯を通してくれる本でした。印象的なのは、10年続けられる努力しか信用しないという姿勢と、勝つことより成長し続けることを目的に置く視点です。「毎日少しずつ変わること」が本当に積み重なっていくのだと、具体的な経験とともに語られていて、自分の生活にもそのまま置き換えやすい。嫌いな相手も分析して受け入れるとか、気になったことは必ずメモするとか、地味だけれど継続の土台になる行動が多いのも現実的でした。 結果より成長に意識を向けたい人、あるいは続けたいのに続け方が分からない人には特に刺さると思います。派手な方法論は出てきませんが、「自分のペースで淡々と積むこと」の意味が腑に落ちる一冊でした。
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