
諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない
為末 大
President Inc / 2013-05-30
累計読者数131
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推定読了時間 約2時間52分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも人生でも、「このまま続けていいのか」「本当に自分が勝てる場所ってどこなんだろう」と立ち止まることがあります。頑張ること自体は嫌いじゃないのに、どうしても結果が伸びない分野があったり、憧れた誰かの姿を追いかけるほど自分の短所ばかりが目についたり。僕自身も、そういう行き詰まりを何度も経験してきました。 為末大さんの『諦める力』は、そのモヤモヤに対して「視点を変える」という非常に地に足の着いた処方箋をくれます。例えば、目的と手段をごっちゃにしないこと。できない手段を抱え続けるより、目的に向かう別の道を選んだっていい。あるいは、「自分の延長線上に相手がいるか」を冷静に見ること。どれだけ憧れても、努力の方向がそもそも噛み合っていない場合がある。そしてもう一つは、勝てるフィールドを探すという発想。変えられない前提を認めたうえで、自分が踏ん張れる場所に戦い方を寄せていく感覚です。 読んでみて思ったのは、この本は努力を否定するわけでも、諦めを美化するわけでもないこと。現実の自分をちゃんと見て、そのうえで選び直すための視界を広げてくれる本です。今の働き方やキャリアの方向性に、うっすら違和感を抱えている人に特に刺さると思います。
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出版社による紹介
耐える人生か。選ぶ人生か。 前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。 諦めることは、逃げることにあらず。 与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、 よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。 オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、 競技生活を通して辿り着いた境地。 【目次より抜粋】 ■第1章:諦めたくないから諦めた ・手段を諦めることと目的を諦めることの違い ・「勝ちやすい」ところを見極める ■第2章:やめることについて考えてみよう ・「せっかくここまでやったんだから」という呪縛 ・「飽きた」という理由でやめてもいい ■第3章:現役を引退した僕が見たオリンピック ・「勝てなくてすみません」への違和感 ・コーチを雇う欧米人、コーチに師事する日本人 ■第4章:他人が決めたランキングに惑わされない ・積む努力、選ぶ努力 ・どの範囲の一番になるかは自分で決める ■第5章:人は万能ではなく、世の中は平等ではない ・生まれによる階級、才能による階級 ・「リア充」なんて全体の10パーセントもいない ■第6章:自分にとっての幸福とは何か ・世の中は平等ではないから活力が生まれる ・どうにかなることをどうにかする
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