
図解・やるべきことがよくわかるドラッカー式マネジメント入門
竹石健
イースト・プレス / 2018-01-25
この本について
仕事でもチームでも、「このまま続けていて本当に前に進めるのか…」というモヤモヤが続く時期があります。頑張っているつもりなのに成果の基準が曖昧だったり、やることが増えるばかりで、本当に大事なものが見えにくくなってしまうあの感じです。自分もそこでずっと迷っていました。 この本が助けになったのは、マネジメントを“難しい理論”ではなく“現場で起きている現象の言語化”として扱ってくれるところでした。たとえば、顧客の視点が抜け落ちると内部論理だけが肥大化していくことや、成長のためには何を捨てるかを決める仕組みが必要なこと。どれも日常の判断に直結していて、読みながら「ああ、ここが自分の詰まりどころだったのか」と整理されていきました。さらに、目標を“公約”として扱う考え方も印象的で、チームの中で曖昧に流れていた期待値が具体的に見えるようになり、行動の迷いが減った感覚があります。 「マネジメント=人を動かす技術」ではなく、「協働の場をどうつくるか」として捉え直したい人に向いている本だと思います。今のやり方にどこか限界を感じつつ、何を変えればいいのかまだ言葉にできていない人ほど、静かに効いてくる一冊です。
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