
株式トレード 基本と原則
マーク・ミネルヴィニ
パンローリング / 2018-08-04
この本について
トレードを続けていると、「上がってるけどどこまで持てばいいのか」「ブレイクしたのに数日で崩れてくる理由が分からない」みたいな、小さな不安が積み重なる瞬間がよくあります。自分もそこを感覚で乗り切ろうとしては、含み益を溶かしたり、逆に早売りして後悔したりを繰り返していました。 この本が効いたのは、そういう“判断の揺れ”に対して、具体的にどこを見るかが異常なほど明確だったところです。例えば、ブレイク直後の数日の上下をどう扱うかとか、上げているのに警戒すべき動きが何なのかとか、利益が伸びてきたときに逆指値をどのタイミングで引き上げるべきか、といった場面ごとの基準が細かく書かれているので、迷いが残りにくい。さらに、株が相場サイクルのどこにいるかで“見るポイントそのものが変わる”という視点もあって、自分がいつも同じように判断して失敗していた理由が腑に落ちました。 派手な勝ち方より、「含み益と元本をどう守るか」を徹底している本なので、即効性の魔法というより、毎日の判断を少しずつ整えてくれる感じです。感情で振り回されがちな人ほど、静かに刺さると思います。 特に、上昇銘柄の勢いを数字で確かめたい人、そして“利確と損切りの境界”で迷うことが多い人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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